芥川賞作家の平野啓一郎氏(49)が12日のXポストで、
エスカレーターを歩行する危険性を指摘し、”片側空け”の習慣について問題提起したことが話題となっています。
今回はその内容についてお伝えしていきます。
芥川賞作家が”エスカレーター片側空け”習慣を危険視!?

平野氏は昨日都内某所で、「下りエスカレーターから転落したらしい人」を目にしたそう。
続けて、「既に多くの人が処置に当たっていたので、その輪に加わらなかった」ものの、
当事者は、「顔から落ちたらしく、倒れたまま出血して動けなくなっていた」様子。
そんな状況をみて、平野氏はショッキングを受けたようでした。
また続けて「その方の状況はわからないが、」と前置きしたうえで、
「一般に転落事故のリスクが高まるのは、エスカレーターを歩くこと。いい加減、片側を空けるのは止めましょう。」
と厳しくこの問題を指摘した。

出:X「平野啓一郎」から
実はあの有名ミュージシャンも問題視していた!?
実は先日、エスカレーターの”片側空け”習慣について、
ある有名ミュージシャンも問題視していた。
それがGACKT氏。
GACKT氏もXの投稿で「片側を昇り降りしている人が足を踏み外したら、普通に並んで立っている人たちは積み木倒し。大惨事につながる。」
エスカレーターの”片側空け”習慣について危険視していた。
以前から危ないと思っていたエスカレーターの乗り方がやっと見直されたかという感じ。
エスカレーターで片側を空けるってのは、 一見親切のように見えるが、エスカレーターの段差はかなり高く、角も尖っている。
止まっているエスカレーターを歩いた経験がある人ならとてもじゃないが、階段のようにスムーズに登り降りできるものじゃないと分かるはず。
しかも、横幅が狭い上に斜度もかなり急だ。
片側を登り降りしている人が足を踏み外したら、普通に並んで立っている人たちは積み木倒し。
大惨事につながる。
急いでいる人たちのために空けていたんだろうが、そもそも急いでいるなら階段を使えって話。
事故を起こしては何の意味もないし、むしろ巻き込まれる人たちは迷惑でしかない。
海外でエスカレーターを登り降りしてる人はほぼいないし、片側を空ける必要もなければ効率も良い。
横並びに並んだ方が混雑時には時間の短縮になる。
冷静に考えれば急いでいる人がエスカレーターを歩いて使うのはリスクが高い上に、短縮できる時間はほんの数秒程度のこと。そのために混雑を引き起こす原因を作るのは全く効率的じゃない。 このおかしな習慣が早くなくなってほしい一人として大いに声を上げたい。
2025年5月8日:GACKT氏のXより-
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エスカレーターの”片側空け”習慣に対するネットユーザーの反応
では、エスカレーターの”片側空け”習慣についてのネットユーザーの反応を見ていきましょう。
・エスカレーターの片側空け習慣は、安全性に問題があり、立ち止まって利用する方が、安全だとする意見がある一方、
片側空けは急いでいる人にとっての利便性があり、状況に応じて柔軟に対応すべきという意見も上がっていました。
まとめ
エスカレーターの片側を空けて乗る風潮を巡っては、たびたび議論の的となっています。
この風潮に対し、
名古屋市では「エスカレーターの踏段上に立ち止まって利用しなければならない」条例が定められ、
また一般社団法人日本エレベーター協会も、
エスカレーターの「片側歩行」をせずに立ち止まって利用することを呼びかけるなど、対策を行う動きがみられる。