プロボクシング・スーパーバンタム級4団体統一チャンピオンの
井上尚弥選手が「The Ring」のインタビューの中で、
最後の階級がフェザーになる可能性があることが取り上げられました。
今回は井上尚弥選手とフェザー級についての現状とその後について
まとめてみました。
井上尚弥は果たしてフェザー級に上げるのか?

井上尚弥選手はインタビューの中で、フェザー級へ階級を上げることについて、
「それ(フェザー級)以上の階級には興味がない。もし自分の身長が170センチあれば話は違ったかもしれない。でも、骨格的に作れる身体には限界がある。スーパーバンタムですら、筋肉を少しずつつけて、身体を作りながら挑戦している」
出:「骨格的に限度がある」井上尚弥が自身の“リミット”に言及 フェザー級が限界と米老舗誌に語る「それ以上を目指すつもりはない」より
と、身長と骨格的な観点から、「フェザー級が自分の限界」と語っており、
フェザー級以上の階級up(スーパーフェザー級など)は考えていないとのこと。
ではいつフェザー級に階級を上げるのか?
現在の見通しとしては2026年夏以降にフェザー級に上がるのではないかと推測されている。
当初、2025年以内にフェザー級の階級upが計画されていたものの、
年間3~4試合という試合の過密日程が身体へ過度な負担がかかることを考慮し、2025年の階級up計画は延期する方針を取っています。
延期する背景としては、
「減量と増量のサイクルを短期間で繰り返すことになり、
リカバリーの難易度が格段に上がるため」とのこと。
井上尚弥の今後と引退について
また同メディアのインタビューで、井上選手は
「時が来たらキャリアを終えたいと思っている。今年を含めてあと3年くらいは残っていると思います。」
と語っており、
「体力やパフォーマンスの衰えを感じる前に最高の形で終わりたい」
とできる限りピークの状態で引退したい旨を明かしています。
また、同じインタビュー内で、
現状、体力やパフォーマンスの衰えは感じていないとのこと。
今後はより一層自分自身の身体をよく知り、
入念な準備をしていくことへの意気込みも語っていました。
まとめ
今回は井上尚弥選手のフェザー級の階級upについて、また今後の動きと引退への捉え方について
まとめてみました。
2025年9月14日に名古屋のIGアリーナでWBA世界スーパーバンタム級暫定王者である、ムロジョン・アフマダリエフ戦、
順調に勝利を重ねれば、来年2026年5月に現WBC・IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人選手との対戦という黄金のカードが待っています。
まだまだ井上尚弥チャンピオンの今後の活躍に胸が躍ります。