愛知県豊明市が検討している「スマホは1日2時間まで」条例案が世間で話題となっています。
今回はこの条例案が検討されているきっかけと挙がっている声などをまとめてみました。
「スマホは1日2時間まで」に関する条例案とは?

条例案の名称としては、「豊明市スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」であり、
条例案の内容としては、
としている。
対象は【全住民】としており、全住民を対象にした使用時間の目安を盛り込んだ条例としては全国初。
また、今回の条例については罰則や報告義務はないそうで、
保護者に対してスマホの使用管理や家庭内での使用ルール作りをする努力義務としているようです。
豊明市のスマホ条例案が検討されているきっかけは?
豊明市が今回のスマホの使用時間に関する条例案が検討されたきっかけは主に3点です。
1.市が福祉政策を進める中で、子供がスマホにのめりこみ、過剰にスマホ使用時間が長い例、また親が乳幼児に長時間使用させる事例を把握
2.同市内で不登校の子がスマホに依存しているケースを複数確認
3.スマホやタブレットの使い過ぎによって、親子の睡眠時間や対話時間が減少し、健康面や家庭環境へのに影響を及ぼすことへの懸念
このような現状から、親子やその家庭の健全な生活を守るために、スマホやタブレットの使い過ぎを防止する条例案がまとめられたと考えられています。
豊明市の「スマホ条例案」の今後の流れは?
今後この条例案は、8月25日に始まる市議会で提出され、議会で可決されれば【10月1日】に施行されます。
施行後は、市や学校、保護者が協力してスマホやタブレットの適正な利用をはかっていくとのことです。
豊明市の「スマホ条例案」に対するネットユーザーの声
では、豊明市の「スマホ条例案」に対するネットユーザーの声を一部取り上げてみました。
- スマホの使用時間を条例で制限することは、個々の家庭で対応すべき問題であり、行政が一律に押し付けるべきではない
- スマホの使用制限は、他人への思いやりや自分の心身を守ることを家庭で教えるきっかけになるという意見も。
まとめ
今や生活や仕事にはなくてはならないものになっているほど、スマホやタブレットが身近にあります。
今後、極端な使用制限がかかっていくことは生活や仕事上で不便になってくることもあると思います。
ただ、一度、今のスマホの使い方や使う時間などを見直すきっかけを作ってみるのもいいかもしれませんね。