2025年7月に大地震が起きるのではないか…
と世間でまことしやかにこの予言が囁かれ、今やネットを中心に大きな話題となっています。
今回はなぜこの予言が広がったのか、またどういう経緯で広まったのかまとめてみました。
元は漫画家・たつき諒さんが描いた一冊の本から予言が始まった
この予言のもととなっているのは、
漫画家・たつき諒さんが描いた
『わたしがみた未来 完全版』とされています。
たつきさんは自分が楽しむ私的な日記として、
夢で見たことに日記をつけていました。
そこで見たデジャヴ体験や不思議な夢を見た時に
記した夢日記こそが「わたしがみた未来」の
執筆につながったとのことです。
引退前に見たあの「大地震」の夢が的中!?
たつき諒さんは1999年に一旦漫画家を引退しているそうです。
引退することを決めた年に「わたしがみた未来」を刊行、
この本の表紙にある女性の周りに夢日記で見た絵柄を散りばめたそうだが、
残り1か所だけ埋まらず、その日の夜に見た不思議な夢が、
「大災害は2011年3月」という予言だったそう。
それが東日本大震災後、表紙に「大災害は2011年3月」と書かれていたことが大きな注目となり、都市伝説系YouTuberをはじめ、テレビでも大きく取り上げられることで話題となりました。
次の予言は「2025年7月」に災難?世界も注目の的に
また著者は「これから起こる大災難の夢を見た」、
「その災難が起こるのは2025年7月」との記述もあり、
さらに世間から注目が集まっています。
予言の注目は香港にまで!?
香港では、インフルエンサーが『わたしがみた未来』の中国版を紹介したことを端に
「2025年の7月に日本で大地震が発生する」という噂がが駆け巡り、
その影響で日本へ渡航する観光客が大幅に減少、やむを得ず香港から日本への航空便を減便にする可能性が高いとの見方が強まっているそう。
航空会社は毎日新聞の取材に対し、
「顧客への聞き取り調査の結果、情報を信じる度合いがかなり高いことが分かった。香港では風水を信じる人が多く、文化の違いもあるだろう。赤字便が増えることは避けたく、やむを得ず減便とした。」と打ち明けた。
出:https://mainichi.jp/articles/20250514/k00/00m/040/128000cより抜粋
この事態に対する著者の見解とは?
この予言に関する情報が拡散されていることに対し、著者は以下のように見解。
「私はあくまで客観的に受け止めている」としつつ、
そのうえで「皆様が高い関心をお寄せいただいていることは、防災意識が高まている証拠であり、非常に前向きに捉えている」とのこと。
また、「解釈については皆様の自由な判断に委ねられるべきものと考えております。ただし、過度に振り回されないように、専門家の意見を参考に、適切に行動していただくことが大事であると思います。」と述べた。
まとめ
今回の予言については色々な声がありますが、防災意識が高まった、といった声が目立っていたように思いました。
何も起こらず、平和に過ぎることを祈るばかりですね。